【人生に悩む人必見】ビートルズにきく「愛」の意味とは?

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こんにちは!
ネコ界では「哲学大王」の異名を持つとうふです。

今回は、現代音楽の基礎を作ったといっても過言ではない、The Beatles (ビートルズ) の言葉を借りて、「愛」というものがなんであるのかを説明していきます!
ビートルズは音楽のみならず、東洋思想や哲学にも精通していて、数々の名言を残しています。

 

愛ってそもそもなに

ドラマや映画をみるとよく出てくる言葉「愛してる」という言葉がよく出てきますよね。
ある意味、よく聞く言葉ではあるのであまり深く考えたことがない人もいるかもしれません。
ではもし、「愛ってなんなの」と聞かれたらあなたはなんて答えますか?

・恋人への愛
・家族への愛
・友人への愛
・ペットへの愛

などなど、愛の形は様々です。
ただ、どのケースでも共通する点としては「幸福感の増加」や「相手に対して思いやりと共感がつよくなる」などがあります。

フランスの文豪で『レ・ミゼラブル』の著者としても有名なヴィクトル・ユーゴーは愛について次のように語っています。

人生は花で、愛はその蜜だ。

やはり人生に愛は欠かせない存在だってことですかね。

 

Beatlesと愛

歴史上たくさんの芸術家やアーティストが「愛はなんであるのか」ということに疑問を持ち、それぞれの考えを表現してきました。

そして、そのなかでも「誰もが誰かを愛している」というコンセプトのもと結成されたビートルズは、愛のスペシャリストとも言えるでしょう。

ビートルズの曲はそのほとんどが愛を題材に作曲されていて、『All You Need Is Love(オール・ユー・ニード・イズ・ラブ)』や『Love Me Do(ラブ・ミー・ドゥー)』などの名曲をこの世に生み出しました。

 

 

Beatlesとは

ここで、そもそもビートルズを知らないという人のために、ビートルズについてちょっとだけお話していきます。

ビートルズは、イギリス出身のロックバンドで、間違いなく20世紀の最も成功したバンドのひとつです。
ビートルズは音楽のみならず、映画や文学、芸術、ファッションの世界でも活躍し、大衆文化と数えきれないほどの人々ののライフスタイルに大きな影響を与えました。

愛、平和、自由など多彩なメッセージを運ぶビートルズの歌やイメージは、国や世代を超えて何人もの人々に愛されています。

 

Beatlesのメンバーが語る愛

それでは、ビートルズのメンバーはそれぞれ愛についてどのような考えを持っているのでしょうか。彼らが残した名言をまとめました。

  • 誰かが平和と愛が60年代に取り残されたはずの決まり文句だと思うなら、それは問題だね。平和と愛は永遠だよ。— ジョン・レノン
  • 結局のところ、あなたが手に入れる愛は、あなたが与える愛に等しいのです。— ポール・マッカートニー
  • 私たちがこの人生で本当に取り組まなければならない唯一のことは、愛を表現する方法を見つけることだ。— ジョージ・ハリスン
  • ビートルズはお互いを愛し合った4人の男たちでした。今までもこれからもそれは変わりません。 — リンゴ・スター

出典:A-Z Quotes https://www.azquotes.com/author/14031-Ringo_Starr

 

 

名曲『Let It be (レット・イット・ビー) 』

そんなビートルズのもっとも有名な曲の中に、『Let It be (レット・イット・ビー) 』という曲があります。

ポール・マッカートニーが作曲したこの曲は、彼が14歳の時に亡くなった母からインスピレーションを得ています。
ポールがつらい状況の時に、夢のなかで母があいにきて「知恵の言葉=Let It be」を教えてくれたのだといわれています。

Let It beとは直訳すると、「ほっておきなさい」「なすがままに」「ありのままで」「そのままにしなさい」といった意味になるのですが、何をしなくても問題はひとりでに解決するというようなニュアンスがあります。

個人的な解釈なのですが、Let It Be は究極の愛の形なのではないのでしょうか。

 

Let It Be = 愛?

「ほっておくなんて冷めているじゃないか」「それは無関心じゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、一緒に考えてください。

男女の恋愛や家族の間でも次のようなことがよくあると思います。
「相手に対して嫉妬や妬みを感じる」「〜は自分のものと言ったように相手に対し支配的になる」

しかし、このように相手を自分の都合や理想に合わせてコントロールしたり、変えようとすることは愛なのでしょうか。
私はそうは思いません。
私たちが本当に愛している人に「変わって欲しい」と思うことはないのです。
むしろその反対に、愛している人には「その人らしい、ありのままの姿でいてほしい」と考えるはずです。

しかし、恋人や家族に対して、「こうして欲しい」「ああなって欲しい」と期待する人は少なくありません。
私は、このような人たちに愛がないと言っているのではありません。
ただ相手に期待をするということは非常にひねくれた愛の特徴かもしれません。

なぜなら、あなたは相手に期待をすることで、相手のありのままの姿を否定することになるからです。
もちろんあなたが相手のためを思ってそうしているということは否定しません。
でも、あなたが思う「彼にとってのベスト」と彼が思う「自分にとってのベスト」は絶対に一致することはないのです。
そして、自分が思う相手にとってのベストを相手に押し付けること(=期待)は、相手を縛り付けてしまうことになります。

そもそもその人には、その人の理想が元からあるので、あなたからの期待は、あなたがその人の理想について信頼や尊重をしていないという証拠にもなります。
だから、嫉妬心や支配欲は相手を不自由にし、お互いの関係性に傷をつける毒なのです。

それでは、お互いを自由にし、信頼と尊敬に満ちた関係性を作るためにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは、「Let It Be」です。
相手が相手でいることを許し、あなたがあなたらしくいることを許しましょう
そうすれば、「理想の関係」ではなく、現実に基づいた「愛の関係」を作ることができるのです。

 

最後に

そのため魔法の言葉「Let It Be (レット・イット・ビー)」は、無関心や冷めた愛を表す言葉ではないのです。

その逆に、相手を信頼・尊重し、相手がその人らしく自由に生きることを助ける「最強の愛の言葉」なのです。

最後になりますが、私たちは自分を愛することができなければ、他の人を愛することはできません
まずは、あなたがあなた自身の理想から解放され、ありのままでいることが大切です。

どんな嫌なことや辛いことでも、永遠に続くものはありません
何事も「Let It Be (ありのままでいいんだ)」と考えれば、より自由に、そして愛に溢れた人生を生きることができるのではないでしょうか。





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