旅行やビジネスで英語を使う時、相手が聞き取りやすいキレイな発音をしたいですよね。でも、抑揚や発声方法が日本語と違う英語では、ちょっとしたアクセントの違いで言葉が通じなくなってしまうことも。
だからこそ、英語の発声方法や抑揚のコツを掴めば、初心者でもすぐにキレイな発音ができるようになります。今回は、英語初心者の発音を伸ばすのに最適な参考書を3つ厳選し、ご紹介します。子供から大人まで、本格的な発音を目指すための本を選びました。
効果的な英語の発音勉強法
英語の発音を効果的に伸ばすコツは、正しい発音を把握し、何回も音読をすることです。最初は難しく感じるかもしれませんが、正しい発音を意識し、それを何度も繰り返していくことで、自然とキレイな発音が身に付きます。
正しい発音とは?
正しい発音を知らなければ、あなたの英語はネイティブに通じません。たとえば、英語の子音を発音する際に、日本語の発音で「あ・い・う・え・お」と言っても通じない場合があります。なぜなら、英語には24種類の子音があるからです。
日本人には、「あ」という1つの子音に聞こえても、実は違う3つの発音だったなんてこともあります。[ʌ],[ə],[e(ɛ)],[æ]といった発音の違いがわからない場合は、発音記号から勉強するのがおすすめです。
発音記号を勉強するメリットは、なんと言っても複雑そうな英語の発音をひとめで理解できるようになることです。一見、覚えるのが面倒にも思えますが、キレイな発音をするためには欠かせない重要な知識です。『だれでも正しい音が出せる 英語発音記号「超」入門』は、音声がついていて、大事なポイントをわかりやすく解説してくれます。
音読でスラスラと発音できるようになる!
正しい発音を覚えれば、繰り返し音読するだけで、よりキレイにスラスラと英語を話せるようになるでしょう。まずは、テキストを見て自分なりに音読をし、慣れてきたらシャドーイング(音声に続いて音読すること)をしましょう。そうすることで、リアルな抑揚を身につけ、発音の細かな違いに気がつくことができます。
音読練習には、CDやダウンロードできる音声がついたものがピッタリです。『世界一わかりやすい英語の発音の授業』では、日本人がつまずく英語の発音をわかりやすく解説してくれて、繰り返し練習できる例題や音声がついているので、音読にも適しています。
毎日楽しく勉強しよう
英語の発音方法について、実践的nあ勉強法をお伝えしてきましたが、何よりも大切なのは継続です。10分でも良いので、毎日継続して勉強しましょう。そのためにも、映画や音楽など、自分の好きなものと絡めて勉強することをおすすめします。
『発音の教科書―日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方がいちばんよくわかる』では、映画やスピーチ・音楽を使って、学んだ内容を定着させられます。この参考書を上手に利用すれば、英語の抑揚を身につけて、ネイティブのような発音を手に入れることもできるでしょう。
まとめ
今回は、英語の発音を向上させるのにピッタリな3つの本をご紹介しました。しっかりと相手に「伝わる英語」を話すためには、文法も大切ですが、それと同じくらい発音がカギとなります。そして、正しい発音を理解すると、自然とリスニング能力も向上します。発音をマスターして、英語上手になりましょう。
コメント