【もっと早く知りたかった】人生が変わる元ハーバード大学教授が教える死との向き合い方

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皆さんこんにちは!ネコのとうふです。
最近の趣味はカギで遊ぶことです。

この記事を読んでいる方の中には次のように考えている人も多いのではないでしょうか。

「死に恐怖を感じる」
「身近な人の死を受け入れられない」
「なぜか人生を十分に楽しめていない気がする」
「死に向き合う勇気が欲しい」

死はだれでも向き合うことになる人生イベントのひとつですが、
ほとんどの人が死を受け入れるのに苦しみます。
今回は、元ハーバード大学教授でインドに渡って東洋思想を勉強したラム・ダスの言葉を紹介しながら、あなたと一緒に死について考えていきたいと思います!

死とは

死と向き合うためには、まず死というものがなんであるのかを知っておかなければなりません。

私たちが何かに恐怖を感じるときの、最も大きな原因の一つは無知です。
死と向き合うためにも、死についての正しい理解が必要です。

死と生は一緒

死は、生から離れて存在するものではありません。
むしろ、死と生は切っても切れない関係にあります。

一緒に想像してほしいのですが、もし、あなたが不死身になったとします。
あなたは何をしてこれからの人生を過ごすのでしょうか?
当然、時間は無限にあるので、あなたがしたいと思ったことはなんだってできるかもしれません。
しかし、あなたの人生はかなり惨めなものになるでしょう。

なぜなら、永遠の命を手に入れたあなたは、生きる意味を失ってしまったからです。
すべての物事が変化していくのに対し、あなただけが永遠の時間の中に取り残されてしまうのです。

そもそも、私たちが何かに熱中したり、愛する人を大切にしようとするのは、私たちに与えられた時間(=人生)が限られたものだからではないでしょうか。
たとえば、高級なフランス料理もたまにはいいけど、それが毎食だったら飽きてしまうでしょう。

何事も終わりがあるからこそ大切にできるのかもしれませんね。

死を受け入れる=人生を受け入れる

そのため、死がなければそもそも生は存在しません
そしてその逆もしかりです。

ところで、事故や病気などが原因で余命宣告をされたり、生死の境をさまよったという経験をした人が、急に今までになかったように人生を謳歌し始めるという話を聞いたことがありませんか?
映画や小説でよくある話かもしれませんが、私の友人の中にもそのような人がいます。

ではなぜそのようなことが起こるのでしょうか。
その理由は単純です。
彼らは、余命宣告や生死の危機を経験して死を受け入れたからです。

死と生は相反する存在のように思えますが、実はひとつのコインの表と裏なのです。
つまり、死を受け入れるということは、人生を最大限に楽しむための秘訣でもあるのです。

ラム・ダス×死

これから、ラム・ダスと彼の死生観について紹介していきます!

ラム・ダス

ラム・ダス (リチャード・アルパート) は、もともとは心理学者で、ハーバード大学教授を勤めていました。
しかし、家族や友人の反対を押しのけて、インドに渡り、ヒンドゥー教のグルであるニーム・カロリ・ババの弟子となりました。

アメリカに帰国後、ラム・ダスは『Be Here Now(ビー・ヒア・ナウ)』という彼のもっとも有名な本を書き上げ、東洋思想を西洋に紹介しました。

ちなみにこの『Be Here Now(ビー・ヒア・ナウ)』という本は、60・70年代のカウンターカルチャーを代表するバイブル的存在となり、ティーブ・ジョブズの愛読書であったことでも有名です。

彼は世界中を旅し講演を行い、世界中の人々にいまを生きることの大切さを教えてきました。
ラム・ダスは彼が60代の時に脳卒中を経験し、身体の麻痺と失語症を抱えることになります。
しかし、彼はやがてこの出来事を恵みの行為と解釈し、再び話すことを学び、本の執筆を続けました。

ラム・ダスの死についての名言

そんなラム・ダスは死についてどのような考えを持っているのでしょうか。
ラム・ダスの死についての名言をまとめました。

私には他の人が死ぬ方法をきめる権利はありません。
私は彼らが旅立つのを助けるためにそこにいるだけです。
結局は、彼ら自身が旅立つ方法を決める必要があります。

脳卒中は私に人々に奉仕するための道を与えてくれました。
他の人の痛みをより深く感じる事ができるようになり、彼らが最終的に何が起ころうとも、大丈夫だということを自らの経験を持って伝えることができます。

死は完全に安全です」と私は言うのが好きです。

私は死にかけている人々と一緒に座っているのが好きです。
私は真実の前にいることを知っているので、人が死ぬときに一緒にいることを楽しむ珍しいタイプの人です。

私たちは皆、お互いに家まで歩いているだけなのです。

死は、この社会において非常に重要であり、あらゆるものに影響を及ぼす。
私は死は敵ではないということを先生から学びました。

他人がもはや他人ではない瞬間が来るのです。

出典:Ram Dass LOVE SERVE REMEMBER Foundation
https://www.ramdass.org/ram-dass-quotes/

まとめ

いかがでしたでしょうか。
死というテーマは非常にデリケートな問題として敬遠されることがよくあります。
しかし、死は誰もが通らなくてはいけない道です。

また、死と向かい合うことで、人生の短さ、尊さに気づくこともできます。
死ぬ方法を知るということは、生きる方法を知るということでもあるのです。

ラム・ダスは、前述した『Be Here Now(ビー・ヒア・ナウ)』以外にも、さまざまな本を書いています。
その中でも、彼の死についての考えがまとめられた『死の処方箋―人はなぜ苦しむのか? 』という本は、しっかりと死に向き合いたいというひとにオススメです。

この記事が、死について考えるきっかけとなったらとても嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました!

P.S.
とはいえ、身近な人の死や死に対しての恐怖は簡単に克服できるものではありません
私も友人の死を受け止めるのにとても苦労した経験があります。
そんな時に一番、私の助けになった方法は、ひとに話すことでした。
どの本や説明書を読んでも、それは結局、ほかのだれかの経験談でしかなく、
あなた自身のことについてはなにも書いてありません
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